関西の絶景スポットの一つ「竹田城跡」。
雲海に浮かぶ、通称「天空の城」!
前々から行ってみたかった「竹田城跡」に、2019年10月、滋賀から日帰りで行ってきました!
結果は・・・。
バッチリ雲海が見られました~~!!行ってよかった!
というわけで、実際に見に行った【場所や時間、駐車場】などについての情報をまとめてみました。
自分も行ってみたい!という方の参考になれば嬉しいです。
竹田城跡とは?
兵庫県朝来市にあるこの城跡は、雲海に浮かぶ幻想的な姿を見られることから「天空の城」、「日本のマチュピチュ」などとも呼ばれています。
歴史には詳しくない私ですが、壮大でRPGの遺跡っぽい風景写真を見てワクワク!
2年ほど前から、ずっと「行ってみたい」と思ってました。
でも雲海が出るかどうかは天候次第・・・。
かつ早朝がベストらしいとのことで、なかなか踏み切れず仕舞いでした。
それがこの2019年10月に、ようやく日帰り旅を決行してきました。
雲海が見られる条件は?
さて、せっかく行くならやっぱり雲海に浮かぶ姿を見たい!
というわけで、ネットでいろいろ調べてみました。
詳しいのは、竹田城跡のある朝来市のHP。
【雲海が発生しやすい条件は、ザックリこんな感じ?】
・秋(9月~11月)
・明け方~朝8時くらいまで
・前日の日中と当日の早朝の気温の差が大きいこと
秋になってから、私の休みの日に上記のような条件にあう日が来るかどうか、ちょくちょく天気予報アプリで調べていました。
天気はコロコロ変わり続けるので、休日の直前まで天気予報とにらめっこ(笑)
そして良さそうな日がやってきました!
前夜には、朝来市の観光サイトの「勝手に雲海予想」もチェック。
ここの予想では「かなり期待できる」!!
これを見て、「よっしゃ!行くしかない!」と決心(笑)
※あくまでも上記のサイトは「予想」です。結果は保証されているものではないので、参考として見てみてくださいね。
竹田城跡観光に準備していきたい持ち物
雲海を見るため、明け方には現地に到着したい。
というわけで、用意していったのは下記のもの。
【防寒具】
秋の早朝、山の上。となると、やっぱり寒いです。
私はウィンドブレーカーを着て行きましたが、雲海発生まで長時間粘ったので、結構寒かったです。
周りには毛布を巻いている人もいました。
かさばるのも嫌ですが、せっかく山の上に登って寒さに負けるのももったいないので、軽くて暖かい服装が大事です。
【懐中電灯】
夜明け前から山に登ってスタンバイするなら、足元を照らすために必須。
【レインコート】
今回、私は後述の「立雲峡」から雲海を見たので必要としませんでしたが、雲海発生中の竹田城跡の方に行くなら、水蒸気で服が濡れてしまわないように必要なようです。
【6:00】竹田城跡と雲海を見下ろすビュースポット「立雲峡」へ
さて、じゃあ雲海を見るには、どこに向かえばいいの?
よく写真で見る「雲海に浮かぶ竹田城跡」は、「立雲峡」というビュースポットから撮られたものらしい。
確かに竹田城跡自体に行ったら、雲海の中ですもんね。
近くにある「立雲峡」からなら雲海と竹田城跡を同時に見られる。
「立雲峡」には駐車場もあり、車で行ける!
「竹田城跡」自体の観光は後にして、まずは夜明け前に「立雲峡」到着を目指すことに。
滋賀県からなので、ちょっと早めに就寝して午前3時頃に出発!
途中パーキングエリアで休憩をはさんだりしたため、高速を走っている間に遠くの空が白んできました。
結局、立雲峡の駐車場に着いたのは朝6時。
夜は明けちゃってました(^▽^;)
朝日も見たかったのになぁ・・・。
立雲峡の駐車場は、約50台分くらいだそうです。
6時頃の到着で、ギリギリ停められました(汗)
後で地元タクシーの運転手さんに聞きましたが、この日は空いていた方みたいです。
混むときは、駐車場に停められなかった車が、駐車場からはみ出し、ふもとの方までずーっと路駐が続いているんだそう。
ハイシーズンに訪れる予定なら、もう少し早めの到着を目指した方が良いようですよ。
【7:40分】立雲峡から眺めた雲海に浮かぶ「竹田城跡」
さて、いざ立雲峡のビュースポットへ登山開始!
立雲峡には展望台が3つあって、下から第3、第2、第1展望台。
一番上の第1展望台までは女性の足だと30~40分ほど。
普段あまり運動してない身には結構ツライ!
でも、第3展望台、第2展望台に着いた時には、まだ竹田城跡は分厚い雲の中。
↑第2展望台からの写真です。
ほかの観光者も皆、第1展望台を目指して登っていき、第3&第2展望台で雲が晴れるのを待つ人はあまりいませんでした。
まだまだ雲は晴れそうになかったので、私も竹田城跡を上から見下ろせる第1展望台まで頑張って登ることにしました!
ゼイゼイ言いながら、なんとか到着すると結構な人!
でも押し合いするほどではないです。よく見える場所に立つこともできました!
第1展望台に着いたのは6:30頃。もう空が青い。
見事な雲海が広がり、遠くに山並みも見え、美しいです。
しか~し、ここからが長かった!
この日は雲が厚過ぎなのか、なかなか竹田城跡が姿を見せてくれませんでした。
寒さもあり、諦めて降りて行く人もいましたが、残って待つ人も多い。
私もせっかくここまで来たので、じっと待つ。
そして・・・。
7時半ごろから、徐々に雲が流れて行き・・・。
見えました~、竹田城跡!!
雲の中にある竹田城跡は、結構遠いけど、ちゃんと肉眼でわかります。
少しずつ雲の合間から現れてくるかつての城。
本当にすごいところにお城を作ったものだなぁ~。
どんなふうに暮らしていたのだろうと感慨深いです。
写真はスマホで撮影していますので、残念な画質なのはご容赦ください。
ぜひ、実際に見に行ってみてくださいね。
8時過ぎにはもうかなり雲海も消え、ふもとの街も見えていました。
結局、第1展望台で1時間半くらい過ごしました。
でも一度目のチャレンジで見事に雲海に浮かぶ竹田城跡を見られたので、満足です♪
ここで下山。下りは楽だ~(笑)
【10:00】竹田城跡へ行く前に「情報館天空の城」に立ち寄り
下山後、コンビニに寄ったり、軽食取ったりで一休み。
あと、早朝からスッピンで出発したので、車の中でメイクもする(笑)
そして今度は竹田城跡の方へ向かいます。
が、その前に少しくらい竹田城跡について知ってから行こうと「情報館天空の城」に立ち寄ることに。
「情報館天空の城」まで徒歩1分の「竹田まちなか観光駐車場」に車をとめます。
ここもすんなり駐車できました♪
上の写真は「竹田まちなか観光駐車場」前で撮影。道の奥に見えているのが「情報館天空の城」、そして山の上に見えるのが「竹田城跡」です!
「情報館天空の城」では、竹田城跡の歴史紹介や、竹田城跡や石積みの模型の展示がありました。
ほかにも私は利用してませんが、お土産屋さんやレストランもあり。
周りには色んなお店もあるので、ブラブラするのも楽しそうです。
いざ、竹田城跡へ!行き方は?所要時間
さて、いよいよ竹田城跡へ!
といっても、ふもとから登山するような体力はないので、なるべく歩かないルートで行きたい。
アクセス方法については、竹田城跡の公式HPが詳しいです。
乗り物で行けるのは、下記の場所までになります。
■車:一般車は「山城の郷」駐車場までしか行けません。
■バス&タクシー:「山城の郷」よりさらに竹田城跡に近い「竹田城跡停留所」まで行けます。
どっちにしても「竹田城跡」まで直接乗り物で行くのは不可。最後は歩きになります。
ふもとから登山する方、「竹田駅停留所」からバスに乗る方は、先述の「竹田まちなか観光駐車場」に車を置いていくといいと思います。
今回、私は車で「山城の郷」まで行く→そこからタクシーで「竹田城跡停留所」へ→徒歩で15分ほど歩いて「竹田城跡」へというコースにしました。
↑「山城の郷」は駐車場もひろく、食事をしたり、お土産を買ったりできます。
「竹田城跡停留所」からの坂道は急ではないけど、これまた結構ツラかった~。
途中、何箇所かベンチがあるので、休憩している人もいましたね。
でも天気は快晴!山歩きするにはちょうど良い季節でした♪
頑張って歩いて着いた、ここが竹田城跡の入り口です。
【12:00】竹田城跡からの眺めで英気を養う
お昼過ぎにようやく「竹田城跡」に立つ!
朝、あれほど厚くかかっていた雲もきれいさっぱり消え失せて、澄み渡る秋空。
今回は本当にお天気に恵まれました♪
竹田城跡に残っているのは石積みのみですが、雄大だなぁ。
「ここには○○が建っていた」という看板とかがあると、もっと嬉しいかなとはちょっと思いましたが、ガイドをされている現地の方もいらっしゃいましたので、詳しいことを知りたい方はお話を聞いてみるのがいいかと思います。
ベンチが置かれているところもありました。
周りの山々とふもとの街を見渡しながら、ゆったり休憩タイム♪
【13:00】帰りは徒歩で「山城の郷」へ
帰りは「山城の郷」まで徒歩で戻りました。
というのも、バスもタクシーもここでは一方通行なんだそうです。つまり行きと帰りは別の道。
行きは「竹田城跡停留所」から、タクシーワンメーターほどでしたが、帰りは遠回りになるので高くなる(2000円くらいだったかな?)。
バスも少し前に出た後で、結構待たなければいけない時間だったので、歩くことにしました。
この日は結構歩きましたが、下り坂なら大丈夫だろうと(笑)
お散歩日和だったので、森林浴がてら、山の中の道を行くのも気持ち良かったです。
最後は、「山城の郷」でお土産を買い、「竹田城跡観光」は終了です!